時代のニーズに応え経営進化し続ける！スーパーウーマンな女王

株式会社　e-flat

代表取締役　一級建築士

東平 豊三氏

◆業種

不動産建築コンサル業

◆子供のころになりたかったものは？

医者

専門的で人の助けになる仕事がしたかった。

子供の頃から本が好きで、小中学校の頃は図書館で借りた本を毎年３００冊は読んでいた。

人の助けになる仕事がしたいと思っていたのは、偉人伝等が好きだったので、その影響が大きいかもしれない。

家は農家で、父は建設業を営んでいたので、母によく手伝いをさせられた。

小学校一年生の頃から、自分より大きな鍬を使って畑を耕し、薪割りもした。

家中の洗濯物は全部私がしていたが、小学校一年生の頃は、洗濯物を干そうにも、手が届かず、何かの台を持ってくる等、色々工夫したことを覚えている。

「勉強しなさい」と言われたことは一度もなかったが、勉強が好きで、母に頼み込んで枕にスピーカーを入れる機会を買ってもらい睡眠学習を試したり、自分で日本地図に都道府県の名産品を描いた図、九九の表等を壁や天井に貼って覚えた。


◆毎日欠かさずしていることはありますか？

２、朝シャワーを浴びる

頭がスッキリしてシャキン！とする。

３、本を読む

最近はipadを使って、情報収集を兼ねてエコノミスト等のビジネス情報誌を毎晩就寝前に３０分くらい読んでいる。

◆自分の支えになった、或いは変えた人物・本は？

・娘

娘が小学校４年生の時に夫と離婚し、親一人子一人になった。

娘がいたから、何があっても頑張れた。

・パートナー

コンサル経験のある相談相手が出来、ビジネスに対しての考え方やメンタル面でのサポートを受けた。

利益優先の考え方だった私に、人の為になり喜んでもらえる仕事をすることを優先する事、そうすれば利益は後からついてくるということを根気よく教えてくれた。


◆自分の人生を変えたきっかけになった言葉は？

自分の経験からの言葉（よくこういうことを言っている）

「失敗しても命まで取られる事はない」

どんなに状況が酷くなっても、生きていれば何とでもなる！
 

◆人生の転機はいつどんなことでしたか？

45歳で会社をクビになった時

自分で会社を創業しようと思った直接のきっかけになった。

また、会社をクビになった事で、人を大事にすること、実務的な仕事をすること、信頼を得ることの重要性を学んだ。

社長である私も、ナンバー２も働かなくなったら終わり。

◆問題、障害或いは試練は？どうやって乗り越えたのですか？

一時、メンタルの落ち込みが激しくなり、心と体のバランスが崩れ、死にたいと思ったり、イライラしたり、早めの更年期かと思って受診した。

更年期とは違い、プロゲステロンという女性ホルモンの一つ が過多になり、ホルモンバランスが崩れていることがわかった。

微量のピルを飲むことで症状は改善された。

創業当時に手掛けた傾き修正工事で、思うように利益が出せなかった。

失敗した要因は、営業を外注した事と始めるのが遅かったこと。

ビジネスを始めるにはタイミングが重要だと学んだ。

平成２４年７月にFIT制度（固定価格買取制度）についてのニュースを聞いた。

それまでは余った分しか買い取ってもらえなかったが、全量売電に変わるというものだった。

「これは利回りの高い商品になる！」今まで培った経験や知識と、新しい情報が結びつき、太陽光発電の分譲を思いついた。

更に、東京都の経営革新計画書を作成し、承認を受ければ保証・融資の優遇措置等がある事を知った。

当時の日本における太陽光発電といえば、屋根置きで電気屋さんが設置していた。

しかし、平置きの分譲となると新しい試みなので自社で開発しなければならない。

パネルを仕入れて、組み立てるのは、足場屋さんや解体屋さんが適任を考え、知り合い職人さんにプランを説明し「一緒にやって下さい。」とお願いした。

職人さんには、「今やっている仕事を辞めてまでやる価値があるのか？」と言われたが、色々な資料を集め自信を持って説得した。

今ではリフォームの仕事を断る程、太陽光発電の分譲が忙しい。

◆夢は？

1、人材育成にやり甲斐を感じるので、女性が創業するためのセミナー等を主催し、働く女性の支援をして行きたい。

株式会社　e-flat

http://www.east-flat.com/
http://eflat-energy.com/