ITで世界を翔るインフルエンサー王



サイオステクノロジー株式会社

代表取締役社長

喜多 伸夫氏

2012/1/26 1400


喜多伸夫

 

◆業種

 

ITサービス業

 

 

   子供のころになりたかったものは?

 

小学生の頃、絵画コンクールに入賞したりして、画家になりたい、と考えるも、中学生のころには絵画への興味は薄れ、サッカーに夢中。

 

高校ではバンドを組み、ミュージシャンも夢見たが、全くの夢に終わる。

 

 

◆毎日欠かさずしていることはありますか?

 

ハタヨーガ

 

精神と肉体の健康のため、自宅で朝晩欠かさず行う。

 

 

◆自分の支えになった、或いは変えた人物・本は?

 

人物:大塚商会会長 大塚 実氏

 

一言一言が深く、心に響く。

 

大塚商会の子会社と合併後、氏から多くを学んだ。

 

お会いする度、背筋が伸びる。

 

経営のヒントになる本:

 

 

・ハロルド・ジェニーン著 「プロフェッシャルマネージャー」

 

「本を読む時は、初めから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ。終りから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ。」

 

まずはゴールを決める。

 

設定した将来の目標から現在に線を引き戻し、そして今やるべきことを考える。

 

これは社内でもいつも言っている。

 

・ピータードラッカー名言

 

「マーケティングの目的は、販売を不要にすることだ。」

 

営業というプロセスを経ずにモノが売れることが理想。

 

非常に実現が難しいテーマだが、常に追いかけて行きたいテーマだ。

 

・司馬遼太郎著 「項羽と劉邦」(こううとりゅうほう)

 

自身に特殊技能が無くても、部下を信頼してその才を発揮させる劉邦というリーダー像が素晴らしい。

 

 

◆自分の人生を変えたきっかけになった言葉は?

 

1、「困難を味方にする」

 

大塚実氏が、社員向けに発信した言葉を集めた冊子の題名。

 

毎日難題を抱えていても、この言葉を思うと、問題解決のエネルギーが沸いてくる。

 

2、「信念と執念」

 

心が折れそうになっても「信念と執念」をもって信じたことをやりきる!

 

 

◆人生の転機はいつどんなことでしたか?

 

アメリカでの仕事が転機となった。

 

後にベンチャー企業家として成功する多くのシリコンバレーの人々と交流、起業へと触発された。

 

そのような時、無償で提供されるオープンソースソフトウェア(OSS)に出会い、これからはOSSの時代になると確信した。

 

その時にチャレンジしていなかったら、今の自分はなかったかも知れない。

 

 

◆問題、障害或いは試練は?どうやって乗り越えたのですか?

 

資金に窮し、もう後が無いという時も、絶対に諦めない「信念と執念」を持って解決の糸口を探した。

 

その後、2004年に上場を果たし、株主にも大きな利益をもたらすことが出来た。

 

 

◆夢は?

 

夢というより、直近の目標は、

IT業界のインフルエンサーとなる!

 

インフルエンサーとは影響力のある人を意味する。

 

我々の事業が世界のITの発展に貢献し、影響力のある企業として認められたい。

 

サイオステクノロジー株式会社
http://www.sios.com/