株式会社fellow
代表取締役社長
古畑 克巳氏2011/12/26 10:00
◆業種
公認会計士
税理士
経営コンサルタント
◆子供のころになりたかったものは?
レストランの支配人か、スーパーマーケットの店長。
あまり深い意味はないが、自分で企画し結果が直ぐ出る事が面白いと思った。
高校の文化際で、食堂の運営を任されたことがある。
その際、これまでにない売上高を達成した喜びが忘れられない。
上手くいった理由の一つは、当時流行っていたジュークボックスを借りて設置した事だ。
自分たちで企画し運営したことが、直接売り上げ向上に結びついたのだ。
この経験と実績で、物凄く自分に自信がついた。
◆毎日欠かさずしていることはありますか?
1.朝の散歩。
毎朝5時に起きて5時半から1時間歩く。
これにより朝食は美味しいし、朝9時から仕事を開始したと同時にフルスイング出来る。
就寝も、夜10時から11時頃と、健康的な生活スタイルを維持している。
2.通勤時の読書。
片道1時間の社内読書は集中力も養えるし通勤が飽きない。
◆自分の支えになった、或いは変えた人物・本は?
株式会社大塚商会会長の大塚実氏
大塚氏は、38歳で起業し、78歳で東証1部・年商5000億円の企業に育て上げた方である。
私は、同社の顧問・監査役を30年程務め、その間に人の生き方、人・物・金の使い方を教わった。
「人は感動させて使え」・「諸悪の根源我にあり」・「亀の歩みはウサギより早い」・「人の長所は3倍見ろ、短所は3分の1に見ろ」等々。
全て会長ご自身の体験から生まれた言葉であり、それを実行している姿を真横から見る事が出来た。
◆自分の人生を変えたきっかけになった言葉は?
「今が一番」
過去間違った選択をしても、それから今がある事を考えれば、今が良ければ過去もよしとする。
過去を悔やまない為の詭弁(きべん)かもしれないが、いつも「今が一番良い」と思っている。
「終わり良ければ、すべてよし」に近い考え方かも知れない。
◆人生の転機はいつどんなことでしたか?
1.高校2年生の時
高校の先輩、公認会計士 小林郷司先生(故人)が、我々後輩に公認会計士の仕事内容を説明するため母校を訪れた。
参加予定者は10名程だったが、実際の参加者は私一人だった。
校長室で、一対一で説明を受けた。
その熱心な説明を聞き、「会社の監査」という仕事を直感で面白いと判断した。
この出会いを期に、公認会計士を目指すことになった。
人生は、出会った人間で決まる。
その時、もしも欠席していたら今の私は無かった。
2.28歳で独立した時
大学を卒業し、監査法人に勤め28歳で独立した。
独立した時、大塚商会からコピー機を一台購入した。
このたった一台のコピー機が、私に大きなチャンスをくれたのだ。
大塚商会の会計専用機など、サービスの良さに感動。
システムを、もっと知りたいと思い担当者に「部長に会わせてほしい。」と願い出た。
部長と会うと、もっともっと素晴らしさを知りたくなり「専務に会わせてほしい。」と頼んだ。
専務に会った時、28歳の若さにまかせて「社長に会いたい。」と思い切って頼んでみた。
すると、快く聞き入れられ社長と話をすることが出来た。
この時、ダメでもともと!チャレンジすることの大切さを学んだ。
チャンスを掴むためには、出会いを多く作ることだ。
そして、好奇心旺盛に思い切ってやってみることだ。
◆問題、障害或いは試練は?どうやって乗り越えたのですか?
あまり覚えていないが、「今が一番」の思想で乗り切ったと思う。
やましい事が無ければ、何とか成ると云う自信もあったと思う。
◆夢は?
仕事と趣味(絵画・GOLF・居合道等)で人が集まって来て、その輪がドンドン大きくなって行く事。
還暦を過ぎると、人の輪が一番価値あるように感じる。
絵画は2年前から、居合道は今年始めたばかり。
老後を楽しく豊かに暮らすために始めたことだ。
手習い程度では面白くない。
現役引退した時点で中級者になるには、今から始めないと間に合わないと考えたからだ。
冒頭の写真の背後に写っている絵は私のデッサン。
車の所有者にプレゼントして喜ばれている。
コミュニケーションの手段にもなるのだ。
また将来は、絵画(水彩、油、デッサン)で個展も開きたい!
株式会社 fellow
公認会計士・税理士古畑克巳事務所
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