夢を現実に生きるキャリア女王!



女優、歌手、タレント

沢田亜矢子氏

2009.4.18


沢田亜矢子
沢田亜矢子
沢田亜矢子

沢田亜矢子と娘

 

◆業種 

女優、歌手、タレント

 

◆子供のころになりたかったものは? 

「歌手になるんだ」と言っていたこともあったと思う。

小さい頃からお調子者で、歌や芸事が好きだった。

それと同時に、幼稚園の頃から何かと引き上げられ、独唱やアナウスなど、一人で舞台に立たされることが多かった。

家でも、襖をステージカーテンに見立てて歌っていた。

 

◆毎日欠かさずしていることはありますか? 
 

最近、姿勢の悪さに気づいた。

背中やひざが曲がった状態で、次の動作に移ってしまう。

そんなとき「そんなあなたじゃダメ!」と自分に言い聞かせている。

社交ダンスの時もそうだが、日常生活で常に姿勢に気をつけている。
  

◆自分の人生を変えたきっかけになった言葉は?
 

自分で自分を支える言葉
 

「命までも取られる訳でもないし、何も恐くない。」

今まで色々な目にあった。

週刊誌に追い回され、心身共に疲れ果てた。

水害にあったり、出演料を未払いされたこともある。

「私の生活どうなるのよ。」途方にくれたそんな時、自分を支えた言葉である。

又、自分がだます側でなくて良かったと自分を慰めた。

 

◆自分の支えになった、或いは変えた人物・本は?
 

仕事では森光子さん。それと両親。

1、森光子さん

森さんは、エコヒイキやいじめをせず、どんな人にも態度が変わらない方である。

仕事には厳しく、徹底して勉強している。

私は、森さんの千分の一も勉強していないのでは?と思う程。

本当に素晴しい方である。

私も森さんを見ていて、エコヒイキやいじめを、絶対にしない!と本気で思った。

又、どんな人にも態度を変えず、うそをつかず正直で、手のひらを返すようなことはしない人間でいようと改めて誓った。

森さんから学び、自分に誓ったことは今も変わらず続けている。

2、両親

母は、「これからの女の人は自分で生きていく強さを持たなければ、男の人に人生を左右されてしまう。」

「男の人の力を借りないで、教養と知識と精神力を持たなければならない。」

「甘えたとたん屈服の人生になる。」

「但し、夫は無くても子供は儲けなさい。」といって育ててくれた。

母自身、寝ているところを見たことが無い程。

働き者で、子供たちに教養と知識と精神力をつけさせる為に必死でサポートしてくれた。

北海道の農村で、決して裕福な暮らしではなかったが、ピアノや学習塾に通わせてくれ、兄弟3人とも大学まで行かせてくれた。

父も、素晴しく良い人でいつもニコニコしていた。

嫌なことだってあっただろうに、一度も不機嫌な顔を見たことが無い。

塾の送り迎えをずっとしてくれ、勉強もわからないところがあると一生懸命見てくれた。

父が必死になって問題を解いているうちに、私が寝てしまったこともある。

それでも父は一人で問題を解き続け、教えてくれた。

又、父は農家だったが建築士の資格を持っていたので、母と子供たちも手伝い自分たちの家を建てた。

いつも和気あいあいと家族が一緒にいた。

何かを押し付けられることも、お金でごまかされることもなく、真っ直ぐにのびのびと育ててくれた。

お陰様で、私の精神の根幹となっている。

両親はじめ、先生方にも恵まれた。

本当に感謝している。

 

◆人生の転機はいつどんなことでしたか?

1、大学入学のため東京に出てきた時。

初めての一人暮らし。

2、学生運動。

東大紛争があった頃である。

学費値上げ反対運動などに参加した。

私は、後方から皆に付いていただけだったが、かなり頭でっかちになっていたので「働かなければ!」と思い込んでしまった。

更に、音楽の先生になろうと思っていたが、教育実習直前で自信がなくなってしまった。

今の私は「負けている。」責任が取れないと思った。

結局、22歳で音楽大学を中退した。

昼間は子供たちにピアノを教え、夜はクラブ、キャバレーのショーで歌やピアノを披露し収入を得た。

その後、ホテルのクラブのオーディションに合格。

ピアノの弾き語りをしてると、スカウトが複数来た。

PCビクターで歌手デビュー!

芸能界に入った。

そこから一度もやめたいと思ったことがない。

私に選択の余地は無い!と、ずっと必死でやってきた。

愛娘がいてくれたおかげで、頑張れたのかも知れない。

娘とは、よくケンカをした。

自立した女性として、真っ直ぐ育ってほしいから厳しくもする。

ある日出て行くの、出て行かないのと大騒ぎになったとき。

私が、「そうよね。私が悪いのよね。出て行くわ。」と言った時、逆に娘が「ちょっとまって!」となった。

「反省しています。」と手紙をもらったこともある。

素直な良い子である。

アメリカ大学に留学してから、更に変わった。

一人暮らしをして、今までどんなに自分が恵まれて来たのか分かったようだ。

2年で卒業して、今年の5月末、日本に帰ってくる。

母が私にしてくれたように、人頼りの人生にならないように見守りたい。

 
◆問題、障害或いは試練は?どうやって乗り越えたのですか?

たくさんある。

アドバイスするとしたら、「絶対に仕事を捨てるな」と言いたい。

まず仕事を持つこと!

仕事を通して社会と繋がっていられる。

それが絶たれたら孤独になってしまう。

趣味でもよい。パートでもよい。少しでも自分の世界を広げる。

向き合って戦うことをしなければ、強くなれない。とにかく外に出ること!

たった一人では何も出来ない。人様の力を上手く借りること。

よく「精神力」なんて言うけれど、それを引き出すきっかけがなかったら人間なんて弱いものである。

一人で、精神力を鍛えられる人なんて殆どいない。とにかく外に出て周りを見たら「あんなに大変なのに前向きな人がいる」とか、自分に勇気を与えてくれる人が必ずいる。


◆若い方にお伝えしたいこと

なるべく早く親元を離れること特に、外国に住んでみることがお勧め。

環境を変えるのに最適。但しお勉強はちゃんとしてね。

また、私は誰かのせいにして生きるのはイヤ!誰かが何とかしてくれるとかは、大間違い。

自分の力でせめて基礎ぐらいは作り、人生の意義、自分の才能を磨いてほしい。


◆夢は?

命ある限り現役でいる!仕事だけでなく全てにおいてである。また、夢を夢でなくする。

夢で終わらせない一生だったら良いなと思う。

ブログ「沢田亜矢子の毎日がニャンチエイジング♪」
http://ameblo.jp/sawadaayako/

経歴:
女優―代表作
・大草原の小さな家(舞台)・そして誰もいなくなった(舞台)・ロード(映画)・ママの遺伝子(テレビ) 

・ルックルックこんにちは(司会)他多数

連絡先
株式会社ステージ・ドア
107-0052
東京都港区赤坂9-6-23
赤坂葵ビル601
TEL03-3478-0084
Fax03-5786-1897

※女優の他にトーク&ディナーショー、ダンス等始めました。




 

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