有限会社ネットタワー
【タピオカ専門店】パールレディ
代表取締役社長
江野俊銘氏
2008/10/22
◆一言コメント
シンプルにする!
世の中複雑すぎる。人間が複雑にしたのだけれど、
もっとシンプルにすれば経営もうまくいく。
きちんと利益を循環させれば経営に失敗はない。
◆子供のころになりたかったものは?
医者とか警察官とか結構普通だけど、かっこいいやつ
◆好きな食べ物・嫌いな食べ物は?
納豆、生卵、とくに卵かけご飯がダメ。
◆一番楽しかったときはいつごろですか?
今
◆毎日欠かさずしていることはありますか?
日経新聞を読んで妄想し、ストーリーを描く。
◆人生の転機はいつどんなことでしたか?
3度あると思っている。
1つ目:18歳で日本に留学に来たばかりのころ、日本語もろくに話せないのに、意を決してアルバイトの申込にドアを叩いたこと。
本当に決意して申し込んだのに追い討ちをかけるかのように「履歴書を持って来て下さい」と言われた。
調べて、一生懸命書いてもっていったら採用してもらえ、日本語も学べ貯金も出来た。その後もずっと本当に良くしてもらった。
後でわかったことであるが、履歴書を持って来てというのは断り文句だったそうだ。
やはりそこでめげずに、履歴書を持って行ったところにチャンスがあった。
2つ目:大学に入学したばかりの頃、先輩や周囲の仲間に「一年生は奨学金の申請は絶対ムリだ」といわれても、申請(チャレンジ)してみたら奨学金がもらえたこと。
その後も3年間もらい続けることが出来たが、4年生のとき「絶対に自分はもらえるもんだ」と高をくくってしまったら、申請に落ちてしまった。この経験が今も会社経営の中に活きている。
3つ目:「これからまだあるね!」
◆起業・就職したきっかけは?
高校のとき卓球選手として大学の推薦が決まっていたが、このままでは人生面白くないと日本に留学を決めた。
IT社長ってかっこいいし、お金持ちだと思っていたから、大学在学中にIT関係の会社を創ろうと「有限会社ネットタワー」を登記した。
しかし、ネットに関するプランが浮かばず、飲食関係に人脈があったことから「自分に言い聞かせ」タピオカの卸販売の仕事を始めた。
この「自分への言い聞かせ」はタピオカで一誠を風靡してもやまず、達成感も今ひとつのまま2、3年前まで続いた。
◆今はまっていることは?
会社が儲かっても達成感がなかった。
スタッフの成長を見たとき初めて達成感を味わった。
「自分への言い聞かせ」をしながらやってきたが、今は従業員の笑顔をみることが一番の喜びになっている。
どんなことでもとことんやり続けることが成功に繋がる。
仕事にはまっている。
というより、せずにはいられない。
◆誇りに思っていることは?
スタッフの人々
◆成功の秘訣や考えを教えてください。
絶対にかっこよくなる!人を幸せにする!という想いの継続が成功に繋がる。
どうしたら良いか?とことん真剣に考える。
外を歩いていても常にアンテナをはっている。
世の中に無駄なものはない。
どんなことでもパターンを変えると繋がることがある。
意識をしているのとしていないのとでは大違いである。
例えば、うちの店のお客様は若い女性が多い。若い女性の動向を常に考えているし、趣向も連想している。今回もパールレディのパッケージに簡単な占いを取り入れた。
又、そのパッケージデザインもスタッフの作品を取り入れている。
人間のもっている「認めてもらいたい。役に立ちたい。」という心に達成感を与え養うためである。
成功体験をした人間は、辛い壁がきてもその先に、美味しいものがあることをしっているからこそがんばり続けることが出来る。
その経験をたくさんスタッフに、日本の若者にしてほしい。
又、継続こそ成功の秘訣である。あたりまえのことを積み重ねる。
「利益にならないことはしたくない」という人がいるが、継続しているからこそ先が見えてくるもの。
まずはやってみる。人生にムダはない。
わかってはいるが出来ないのは危機感がないからである。
水を飲むのに、自ら歩いて水を探さなければ生命の危険にさらされるというのであれば、人は必ず動く。それと思い込み意気込みが大切。
プランや企画も自分の考えを人に伝えるのに必要だ。
伝え賛同してもらうためにとことん考えるが、そこに命を吹き込むのは「ガッツ・想い」である。
最後に、人間は生きてるだけでも地球を汚しているのだから、地球を守るための行動や想いが必要だ。
CO2の規制も大切だが、「皆が楽しく過ごせる世の中にしたい」と思うこと。
その一人ひとりの想いが、地球を守ることに繋がる。
その思いやりの気持ちや感謝の気持ちが成功に繋がる。
この想いを、会社に私がいなくなってもDNAとして残して行きたいと考えている。
パールレディ
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